2008年07月31日
美しき海部川を憂う
美しき清流海部川。
本流でも日本の名水100選に選ばれる脅威の水質。
天然あゆ アメゴ の宝庫・・・のはずだった。
10年以上憬れ続け去年初めて海部川行き実現。
更なるブルーとアメゴの大漁を願って今年再訪。
だが・・・
異常なほどの暑さからか底石には茶色い藻が繁殖し、
暑さで痛んだ藻が異臭を放つ。
ここは清流海部川のはずが・・・池じゃないよね。
去年はかもしか淵で楽しんだ海部川清流そうめん・・・
今年は泡が立つ海部川の水に残念ながら断念。
去年は時期的に9月の後半だったのでアメゴがいないのか?
と思い7月なら大丈夫と楽しみにしていたがいない。
やはり道路工事や山崩れで土砂が流れ込み、
アメゴの住みかになる淵の岩陰などが砂で埋もれ
アメゴが生きていける環境が激減したためだろうか。
それでも私は海部川を愛して止まない。
だから海部川の危機をウェブで訴える、
「海部川」で検索をかけた人も目にとまるよう微力でも。
海部川の力を衰えさせている様々な要因が考えられるだろうが、
宝物は壊れてしまってからでは取り返しがつかない・・・だから
今 気付いて欲しい、海陽町の皆さん。
究極の清流・海部川マラソン・・・
人を集める前に、人々に誇れる海部川の悲鳴に耳を傾けて欲しい。
本当に究極の清流だった海部川をご存知のはずだろう。
河口のカイフポイント〜樫の瀬下の飛び込みスポット、
海部川川底遊園地〜かもしか淵〜王餘魚谷〜大比〜川又
どこも皆 素晴らしい、大好きな海部川。
10年前は、どこで竿を出してもアメゴが釣れたらしい。
今はアメゴを狙う釣り人の姿さえ無い。
初めて訪れた去年と今年だけでも、目に見える違いが・・・。
今立ち上がらなければ・・・自分に出来ることは余りにも小さいが、
自分の子供たちもまた、その子供たちを連れて海部川を楽しみに行って欲しい。
もちろん手付かずの自然が未来永劫残るなんて、
今もこれからも有り得ないが、
変化に気付きながら何もしないでいると結果は見えている。
自分には何も出来ないが、出来る可能性のある人が
何かのきっかけでこのBLOGを見て、
アクションを起こす可能性もゼロではないから。
「海部川」で検索をかけても、素晴らしさを称えるものばかり。
憂いを共有できる「海部川を愛する同志」の出現を期待する。
地元の方々には、よそ者が何も知らずに無責任な・・・
そう思われても仕方が無いですが、
これも愛ゆえの所業・・・どうかご理解と御慈悲をお願い致します。
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